里仁育舎の職場

立地や園のご紹介

便利な通勤

東武東上線・東京メトロ有楽町線・副都心線 和光市駅、駅北口から徒歩10分。通勤手当支給。自転車置き場も完備。

人と環境に優しい園舎

鉄骨造3階建のまんなかには、みんなが自然と集う、広場のような空間があります。この空間を囲んで、開放感のある保育室が設置されています。地中熱などの自然エネルギーを活かし、木のぬくもりあふれる、子どもと環境にやさしい保育園です。

耐震構造の鉄骨3階建園舎
手足が触れる部分全てに無垢材を使った内装
地中熱を利用した空調を組み込んだ木の壁
自然に恵まれた周辺環境

マクロビオティック給食

里仁育舎では、全ての料理を園内の調理室で作り、肉や卵、牛乳といった動物性食品、精製上白糖、またアレルギー発症率の高い牛乳・卵・乳製品を一切使用しない給食を採用しています。
食べるものに意識を向けることは、私達の健康だけでなく、環境にもやさしいと考えます。
心身ともに健全であるためには、食は基本となります。地産地消をベースに、五感をフルに使った正しく豊かな、本当の「美味しい」を、この時期から身につけることを目指します。食材にできるだけ添加物を使用しない手作りの和食中心の給食で、旬の野菜、海藻、豆、大豆ミート*、豆腐をバランス良く組み合わせています。おやつは市販品をできるだけ避け、手作りのものを提供しています。また食器類もプラスティックではなく、陶器を使うなど、子ども達に本物を与える努力をしています。

* 栄養豊富な大豆を原料とした大豆加工製品。 「ソイミート」「ベジミート」とも呼ばれ、味・食感・栄養面でも引けを取らない植物性の「肉」

マクロビオティックを取り入れた
オリジナルメニューは、職員にも人気
朝届いた新鮮な食材を使い、
すべて園内調理

待遇・制度のご紹介

【休日・休暇】
◇日祝他
◇土曜日出勤月2ヵ月に1回程度(振替休日なし)
◇有給休暇
◇年末年始休暇(12/29~1/3)
◇産前産後休暇
◇育児休暇(取得実績あり)
◇介護休暇(取得実績あり)
◇特別休暇
◇半休制度あり
*年間休日数114日

【待遇・福利厚生】
■社会保険完備
■賞与あり(基本的に業績に応じて、夏・冬・決算賞与と年3回支給)
■昇給あり(年1回)
■交通費実費支給(上限20,000円/月)
※自転車通勤も500円/月
■退職金制度あり(勤続3年数以上)
■固定残業手当なし
■受動喫煙対策あり、敷地内全面禁煙
■引っ越し手当は法人が半額負担(上限50,000円)
◎バイク・自動車通勤要相談

【定年制あり:一律65歳】
【試用期間6ヵ月:労働条件変更なし】

里仁育舎スタッフ対談

キャリア形成の実例

里仁育舎に入社して驚いたこと

管理栄養士
Eさん

まず驚いたのは食材です。主に朝の市場から野菜が7時半頃に届くのですが、新鮮な野菜というのはまったく香りが違います。見た目もさることながら、調理をしている際に野菜から上がってくる香りが市販のものとは別物です。しかも新鮮なので通常は捨ててしまう部位も捨てる気になりません。

園長先生

食材がきちんと処理された料理は、それだけで味が違いますね。それは子ども達もわかるみたいで、お出汁が薄かったりすると、食べてくれなかったりしますよ。

管理栄養士
Eさん

この園で日々学んでいるのは、単に給食を作るというだけでなく、食材をどう扱えば一番おいしく、しかもフードロスを減らせるかを自分で実践することの大切さです。お出汁をちゃんと取れば、薄味でもおいしいですし、お出汁をとった後の昆布は刻んでスープに入れたりします。市販のマヨネーズやケチャップは余計なものが入ったり、味が濃すぎたりするので、素材から手作りしています。園の食事はマクロビが基礎になっているので、卵は使いません。そのためマヨネーズは豆乳を使って作ります。
切り方も大事です。子どもは苦味がとても苦手です。園長先生に教えていただいたことで、心に残っているのは、ピーマンの切り方です。ピーマンは縦に繊維が伸びているから、繊維に沿って切ると、苦味が出にくいんだよと教えてもらいました。実際、間違って繊維に逆らって切ったものを出したことがあったのですが、子ども達は食べてくれませんでした。

知識と経験の積み重ね

管理栄養士
Eさん

里仁育舎では過去10年間のレシピが記録として残っています。過去数年間の献立を参考にして、季節の食材を使用し、組み合わせを考えています。

園長先生

お子さん達が「給食がおいしかった」とお家で言ってくれるので、レシピを教えてくださいっていうご両親もいらっしゃいますよ。私達のレシピは、多人数のための分量なので、家庭用の分量に落とし込むのがちょっと大変ですけど(笑)。

保育士
Cさん

そうした食事は、大人にも大切ですよね。私も含め職員にも、給食を子ども達と一緒に摂るようになってから体調が良くなった人がたくさんいます。私自身も、家に戻って家族の食事を準備するときでも、園の給食のレシピを参考にしています。

管理栄養士
Eさん

私は栄養大学を出た後、食品会社にずっと勤めていましたが、入社時は衛生管理の職域だったので 、管理栄養士としての資格は持っていませんでした。1年後に管理栄養士免許を取得して、4年ほど勤めた後、結婚退職しました。
その後は子どもが生まれたので、ずっと専業主婦でした。子どもが4年生になって手が離れ始め、これから自分の人生をどう過ごしていったらいいのだろうかと考え始めました。やはりもう1度管理栄養士の仕事に挑戦したいという思いがあり、子どもがおいしいと喜ぶ給食を作れるのであれば、それは絶対やりがいがあって幸せだろうなと考えるようになりました。こちらの園でその思いを叶えることができたので、本当に感謝しています。

保育士としてのスタート、そしてライフプランニングへの気づき

保育士
Cさん

私は短大で保育士の資格を取りましたが、最初から保育士を目指していたわけではありませんでした。子どもは好きでしたが、いきなり保育の世界に行くのはちょっと自信がなくて、とりあえず卒業後事務職につきました。でも、その会社では、売上が上がると嬉しいと感じるのが当然だとされる空気があって、私はそれにどうしても共感できませんでした。「この世の中、数字なんだよ」と言われた時に、私は数字じゃないもので喜びを感じる仕事に就きたいと思ったことが転職の動機になりました。
転職1回目は小さな保育園へ就職しました。そこでは事務をしていましたが、たまたま里仁育舎でオープニングスタッフ募集が出ているのをその職場の人が紹介してくれたのです。そこで、早速電話したところ、園長先生が電話口に出てきたのです。とても優しい声の方だったので、会いに行きました。実際にお会いしたら、声とは裏腹の、大変しっかりした方で、びっくりしましたが(笑)。

園長先生

彼女の場合は、入社後の驚きも相当あったと思います。短大で習ってきた保育の世界と、私が立ち上げた保育園が目指すゴールのギャップがあり、戸惑っていた時期があったのは、見ていてわかりました。

保育士
Cさん

働き始めてから結婚が決まった時、園長先生から声をかけていただいて、今後のことを話し合う機会がありました。「長く働いてもらうためにも、あなたのライフプランを聞かせてほしい。何歳で結婚して、何歳で出産して、子どもを何人作りたいか、とか、産休からいつ復帰したいかとか、ざっくりでいいのでプランを教えてね」って最初に言われた時、えっ、そういう話もする必要があるのかって驚きました。でも、それは、自分自身がどうありたいかを考えるのにいいチャンスだということに気づいたのです。それで、一生懸命考えて、お伝えしました。
それから、自分のライフイベントが変わるタイミングに来るたび、同じようなお話をしました。妊娠した時には復職のタイミングとか、復職した後どういう体制で働きたいかなどを、都度、言葉で伝えることを学びました。事前にいつも話ができていたので、不安要素が少なかったです。
私の場合、最初の子どもが体調不良になることが多くて、復帰しても変則的な勤務しかできない状況でした。でも、この園での私はいい同僚に恵まれていて、母経験者さんもそうでない方も、とても気にかけてくださり、急な休みや早退などの突発時でも快くカバーしてもらえています。罪悪感は当然ありましたが、これから里仁に入ってきてくれるスタッフさんに私も同じようにしてお返ししたいと思っています。

これから目指したいこと

管理栄養士
Eさん

私の実家は日本そば店を経営していて、小さい頃から外食をほとんどしない家でした。いわゆる洋食を味わう経験をしないで育ちました。これからはもっといろんな味を覚えるために、お店の食べ歩きをしたいと考えています。そうすれば、ここの給食が巷の食事とどう違うのか、身をもって体験し、自分の舌のスキルアップを図ることを次の目標にしたいと思っています。

保育士
Cさん

私は開園以来のオープニングスタッフですから、里仁の保育士としても10年のキャリアの節目に来ました。今後は次のステージとして、一緒に働く人達をマネージメントする側にも立たせてもらって、一緒に働く人達のケアを考えていきたいと思っています。

スタッフからのひとこと

年代別スタッフの紹介

20代
保育士Aさん
入社5年目
経験5年

職歴と入社経緯

4年制大学を卒業後、新卒で入社しました。
これまで0、1、2歳児を担任しています。遊びや身の回りのこと、初めてできたこと等、子どもと共に喜び、日々笑顔と元気をもらっています。

週末の過ごし方

休みの日は、家族や友達と買い物やドライブに出掛けたり、ウインタースポーツをしたりしています。自然に触れ、リフレッシュし、気持ちを切り替えて仕事に臨めるようにしています。

20代
保育士Bさん
入社2年目
経験7年

職歴と入社経緯

他園で5年間勤め、転職して入社しました。入社理由は園見学をした際、園内の環境や職員の方々の温かみを感じ、子ども達と丁寧に関わる保育者の姿が見られたことです。また、実際に現場に入って体験保育をさせていただけたことも決め手となりました。子ども達の発達段階を把握して発達を促せるように、他の職員と連携をとりながら日々楽しく保育に携わることができています。

週末の過ごし方

休日は友達や家族と出掛け、プライベート時間を自由に過ごしています。

30代
保育士Cさん
入社11年目
経験13年

職歴と入社経緯

オープニングスタッフとして入社してから里仁育舎にいます。毎日、子ども達から学んでいます。喜びや新しい発見を私達にも与えてくれる子ども達が大好きです。そんな子ども達が笑顔で楽しく過ごせるように、私も笑顔を心掛けて過ごしています。
また、30代に入り、育児と仕事の両立に不安を感じていましたが、育児休業の期間や復帰後の働き方を事前に相談できたおかげで、安心して育児休業を取得し、職場復帰をすることができました。復帰後は短時間勤務で働き始めました。自分の子どもの成長に合わせて、勤務時間を少しずつ長くする等、働き方の時間を調整してもらえたので、負担なく職場復帰をすることが出来ました。復帰後は、子どもが体調を崩すことが多かったので、急遽早退をしたり、休んだりすることもありました。誰もが経験をする職場復帰後の悩みのひとつだと思いますが、職員を大切に考えてくれる職場なので、安心感があります。職場復帰後も、仕事量が増えすぎないように配慮をしてもらう等、働きやすい環境を整えてもらえたので感謝しています。

週末の過ごし方

運動神経は決して良いとは言えませんが、子どもと一緒に体操をすることが好きです。
休みの日には、家で我が子と一緒に歌や体操を楽しんでいます。最新のものを練習して、保育園でも活かせるようにしています。

50代
保育士Dさん
入社10年目
経験5年

職歴と入社経緯

保育補助で入社しましたが、保育士の資格を取りたいと思い、独学で勉強し5年前に保育士資格を取得しました。今年度は0歳児担任ですが、日々成長を感じられる出来事があり、保護者と一緒に喜びを共有しあえると本当に嬉しくなります。毎日子どもの笑顔に癒しをもらっています。

週末の過ごし方

お休みの日は義母の介護がありますが、娘の好きな韓国アイドルのライブ動画を一緒に見て気分転換をしています。

40代
管理栄養士Eさん
入社3年目
経験2年

職歴と入社経緯

管理栄養士の資格を持っていましたが、その資格を活かさずに来てしまいました。40代での転職の後は資格を活かして長く働きたいと思い、未経験でもOKの里仁育舎に転職しました。マクロビオティックを取り入れた調理は初めてでしたが、前向きに取り組むことが出来ています。肉、卵、乳製品、精製された砂糖、化学調味料を一切使わず、出汁を丁寧に取り、季節の野菜や根菜をたっぷり使い、時間をかけて蒸し煮をし、野菜の甘み・うまみを最大限に引き出す調理法を行っています。毎日たくさんの野菜の切菜は大変ですが、大事な子ども達のために、おいしさも健康も犠牲にしない食事作りに日々励んでいます。

週末の過ごし方

休日はアロマオイルの勉強をしています。香りを楽しみ、食事や美容に取り入れ、心身のセルフケアに役立てています。